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Kokashiki-shobun固化式処分システムとは

一般廃棄物「固化式処分システム」の開発と社会実装への取り組み
環境安全性に優れ、強靭な、従来の概念を覆す革新的な参集処分場

従来の埋め立て方式(準好気性)

  • 雨水・大気が侵入
  • 重金属等の溶出リスク
  • 埋め立て終了~跡地利用までの長期化
  • 維持管理コストがかかる、等の課題

一般廃棄物最終処分場の現状

埋め立て物の約90%は焼却残渣のため、新たな埋め立て方式へのニーズは大

近年頻発する大地震や豪雨災害への対応として

強靭な処理施設整備、災害廃棄物の処理場所不足、埋立物の減容化(焼却炉も仮設)も求められている。


これらの課題解決策となる固化式処分場の構築技術の有用性を実証して社会実装を目指す。

焼却残渣の固化式処分システムとは

清掃工場から受け入れた灰(焼却残渣)を、全処理の磁力選別・ふるい選別で鉄分は粗雑物を除去してから、セメントと少量の水を加えミキサで練り交ぜて、超流体工法を応用した振動締固めで埋め立てていきます。

固化処分システムのコア技術 - 超流体工法(石炭灰の固化技術を焼却残渣の固化に応用)

超流体工法とは

石炭灰、セメント、水の固練りかつパサパサの混練物に、外部から振動を加え、材料を流体化させ締め固まる方法

環境省補助金事業の成果公開HPの紹介

実証試験等の既往研究は、環境省・(独)環境再生保全機構の環境研究総合推進費(JPMEERF20203J01等、研究代表者:島岡 隆行)による成果の一部である。

【課題番号】研究課題名 研究期間
【3J-2001】廃棄物処理システムの強靭化に貢献する固化式処分システムの社会実装研究 2020年4月~2023年3月
【3J173001】震災からの迅速復旧のためのレジリエントな最終処分場の実用化 2017年4月~2020年3月
【3K143001】巨大地震に耐えうる環境安全で堅牢な最終処分場の新技術開発に関する研究 2014年4月~2017年3月

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研究課題データベース|環境研究総合推進費|独立行政法人環境再生保全機構 (erca.go.jp)を参照